発達障がいについて
まずは発達障がいを知ってください。
生まれてから大人になるまで、発達の仕方は様々です。時には、一般的な発達の仕方とは少し違っていて、発達の偏りやばらつきによって日常生活で困りごとが生じることがあります。特有の発達上の特性を持ち、生活に困りごとが生じている場合、発達障がい(発達症)として理解して行く事が役立ちます。 発達障がいを持つ人たちは、脳の情報処理の仕方に違いがあると考えられており、ユニークな感じ方、行動や思考のスタイルを持っています。生まれつきの脳のタイプであり、育て方やしつけの問題ではありません。発達障がいは風邪のようにかかったり治ったりする病気とは異なりますが、様々なスキルや対処法を身につけ、成長していくことはできます。
発達障がいのタイプ
自閉症スペクトラム
- 自閉症の特性をもつ一連のまとまりを自閉症スペクトラムと言います。自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、自閉スペクトラム症などの診断名がこのタイプに該当します。社会的コミュニケーション面、想像力や興味関心・感覚面で、特有の得意・不得意をもっています。得意な面をいかす工夫をしたり、社会生活に適応するためのスキルを身につけられるように支援します。
注意欠如多動性障害
(ADHD)- 多動性、衝動性、不注意の症状をもっています。落ち着きにかける、忘れ物が多い、整理整頓が苦手、待つことができないなどの行動面の特性がありますが、好奇心旺盛で得意分野では力を発揮できる人もいます。環境面の調整や行動療法的アプローチ、薬物療法などが役立つ場合があります。
学習障害(LD)
- 知的な能力に問題がないにも関わらず、字を読む、字を書く、計算するなどの特定の学習領域に著しい困難をもっている状態をいいます。単に勉強が嫌い、教え方が悪いなどの問題ではありません。本人の学習面のつまずきがどこにあるかを把握し、本人にあった学習の仕方をみつけることが大切です。